暑い夏はどうしてもかき氷。いまどきのかき氷の属性は、ふんわりイメージが力強いですね。口の中に閉じ込めると、すうっと溶けていくような模様。それからシロップのナチュラルイメージ。普通甘さと言うか、果実本人の味わいと言うか、かなりさっぱりしている。勿論これはこれでずいぶんうまいのですが、奴がへそ曲がりにできているからでしょうか、昔のかき氷も食べたいなとちらっと見まがうのです。昔のかき氷って、荒く削られていましたよね。口の中に入れて噛むとジャキジャキ雑音がするような、そんな感じだ。それからシロップは毒々しい原色で、頭にガツンと来る甘さがありました。今の時代こんなかき氷はどこにもありません。再び絶滅してしまったかなとあきらめかけた際、いよいよ見つけたのです。焼肉食べ放題のおランチタイムにあった、自分で作るかき氷。大人にもキッズにも勢いがなくて、誰も聞き流す曲り目でしたが、「ビビッビビッ」と、独り興奮してしまいました。